試される大地、ときどき彩の国

ツイッターのプロフ欄の補足、ときどき日記

シェフは名探偵・最終話

泣いた(二度目)

 

ここ、泣くところですよっていうものではなくストーリーの中にちりばめられてるセリフと自分の過去や感情がリンクして泣いてしまう、そんな感じ。

ずっと『パ・マル』って素敵な職場だって言っていたけど最後の最後まで素敵だった。普段のやり取りと同僚が本当に困っているときときちんと線引きしてるのが見習いたい。会話のテンポもめちゃめちゃいい。平日月曜の夜にぴったりなシリアスな面もありながらただただシリアスな展開だけが続かないというもの楽しかった。

セリフの回収も小気味よくて私が好きな展開だった。特に最終回はエピソードが安倍さんとお父さんと三舟シェフとお父さんと、親子関係という同じ関係性で二つのエピソードでありつつ、一つの大きなそれとして見ることができた。

三舟シェフは困ってる、不安定な人を前にしても常に落ち着いた状態を保ってるなってずっと思ってたけど、お父さんが言った『パ・マル』の意味が『知識として』わかってて『理性的な』和解をお父さんとしてたからできたことだった。それが再会してもう一度そのセリフを聞けたことで心から和解できたってことなのかな。

牛肉ドーブのなぜ三舟シェフが超えられないと感じるのは向上心を持っているからという答えのあとにしっかり隠し味があるという展開にはやられた。

また来店したいのでぜひ第2シーズン待ってますえ。

 

『ソムリエは迷探偵』の方を見れば、よりストーリーが楽しめそうだけど円盤にはそっちも入るんですよね?