試される大地、ときどき彩の国

ツイッターのプロフ欄の補足、ときどき日記

新十郎探偵帖 第四話

これ、原作読んでないやつうううぅ(しまった)

 

新十郎探偵帖、割と原作をどう令和のドラマとして再構築してるかも楽しんでいたので、ちょっと悲しみ。もし余裕ができたら後追いででも読んでみようと思います。

違いと言えば、万華鏡をいきなり原作にはない全然関係ないところからもってきたなぁと思ってたけどこちらが甘かったです。こういう後からわかる展開超好き。

そして、今回はいつも飄々と事件を解決している新十郎の心の柔らかい部分を突いてくる話だったなぁ、と。大久保卿との会話も知性はあるが若者っぽさもあって、事件に関しても普段なら周りが引くほどどんどん怪しい部分へ切り込んでいくのに、打って変わって虎之介や梨江がむしろぐいぐい突っ込んでいくというかなんというか。

それと絡んで、新十郎も事件なら何でもいいわけではない場面が出てきてそこも和製シャーロックホームズっぽくてなかなか良き。

それにしてもNHKなのに古畑任三郎のオマージュ(あれはもはや物まねだろうけど)をぶっこんでくるとは思いもしなかった。制作側が楽しんで作ってくれてるようで何よりです。

本筋とは関係ないけど、お民が三味線弾いているその部屋の外の庭で勝が日本刀で素振り(っていうのか)をしてる絵、超映える。すっごいかっこいい。あの絵面のしまった感じ、さすが大物俳優2人。

でもでも、林肯会に乗り込んでからの新十郎の切れっぷりがもう福士蒼汰かっこいい!!モードになってしまって何回も見てる。かっこいい。地下室の鍵を出すように求めるところとか見張りを一撃でのしたり、かっこいい。(最後はそれか)

新十郎がなんだかんだと虎之介のこと気に入ってるところが垣間見えるわ、その後アクションが速水さん込みで(オイ)かっこいいし、加えて摩喜太郎の最後といい怒涛の盛り上がりで目が釘づけでしたわ。このドラマ楽しい。ありがとうNHK

一応の事件解決…でも新十郎が最後のチェスの白黒のナイトを弄っていたのがなんだか悲しげでした…そして高橋克典さん…じゃない、勝海舟かっけえなおい。

 

来週がすでに待ち遠しい。もうそろ、ナオトインティライミさんの主題歌をカラオケで熱唱できるほど覚えてそうな自分を感じる。