試される大地、ときどき彩の国

ツイッターのプロフ欄の補足、ときどき日記

新十郎探偵帖 第二話

出だしの堕落論の引用って福士君が喋ってるよね?

 

さすがNHK。脚本のレベルが高い。

まず原作の安吾捕物帳は事件の部分に8割使ってて新十郎たちがあまり出てこないんだけど、その事件の語りの部分に尺を使わず済むように登場人物をうまくまとめてる。読むのと見るのではリアルタイムの理解度に差ができるからうまい量にしてると思う。

次に原作の解説にあったように事件部分に明治開花期の薄暗い部分を描いてる的な言葉があったけどもそれを勝海舟を通してうまく表現してる。

福士蒼汰抜きでめっちゃおもしろく50分があっという間だった。

ただ、緊急地震速報で一部が聞き取れなかったので再放送を録画できれば良かったな、と。放送直後に見ていれば日曜の再放送を録画できたのにやらかしてしまった。

NHKのドラマって円盤にならないイメージがあるんだけどぜひDVDなりBlu-rayなりで発売してほしい。言い値で買おう。

途中、勝家の女中たちに新十郎が地球儀を示すシーンの福士蒼汰がかっこよすぎて私もあの二人と同じ目をしてた。うん。

福士君、何からどこまでもかっこいい。

一話から同じ登場人物が続いて出てきて(一部死んだけど)話に入りこみやすいストーリーになってたけども三話もそうするのかな?

とにかく楽しみ。

 

万引一家、ドラマ化してほしい回だったので良かったイエーイ(某病的にダメかと思ってた)