試される大地、ときどき彩の国

ツイッターのプロフ欄の補足、ときどき日記

あなたの不幸は蜜の味

改めてタイトル見直すと火力強いな

 

短編集ってサクッと読めるのが良いところなのにぶん投げてくるいやーーーーな気持ちがとてもサクッといかせてくれなかった。おっとっとを見習え。

基本的に本の感想はアナログにノートに書き記しているけれどダメージが多すぎてデジタルにも投下。

出だしがよくいる未婚女性で二作品でほどよいダメージを与えつつ、次に略奪婚(一応)でえええ?と意外性の迷子にさせ、お次に初老の既婚女性でそんなん不幸になったら女はどう生きていったらええちゅうねんとアッパーかましてきた。

続いて男性視点で変化を与えたと思いきやこのアンソロジーで求められてるド直球を内蔵にぶち当て、最後の最後で宮部みゆき姉御で〆るって血抜きされたしめ鯖のごとく心がカッサカサになった。カッサカサやで。思わず同時刊行だったというハートフルな方アマゾンの欲しいものリストにクリックしました。

編者は男性っぽいようですけど、よくまぁここまで。優しい気持ちがばっさり刈り取られた。芝刈りおじいさんもびっくり。もう自分でも何言ってんのかわからんくなった。ようわからんうちに終わっとけ。

 

猫に酷いことするとは許せん、と一瞬思ったけどあれ酷いことは起こってなかったんだと思ってじゃあ許すわ。